正解は、❶ が『正しい舌の位置』
あなたの舌はどこにありましたか?
実は『舌の位置』は、歯並びや顔の成長にとても重要で、いつも『正しい舌の位置』に舌を置くことができているかによって歯並びにも影響があります!!
本来、人間は鼻で息をするようにできており、“鼻で息をする時は『正しい舌の位置』に舌があり、口をしっかり閉じている”この状態が正常な状態です。いつも舌が『正しい舌の位置』にあると、上あごのアーチの形はきれいに丸く成長しやすくなります。さらに、歯列はお口の中と外から程よい圧力がかかることによって整います。舌の位置や呼吸は、歯並びやお顔の成長にとても重要です。このようなことから、普段も『正しい舌の位置』に舌があるととても良いです。
しかし、最近はマスク生活やアレルギーが原因で口呼吸になる方が増えています。
例えば口呼吸をすると、お口が開いているので、口を閉じるための筋肉『口輪筋』が使われていない状態になります。また、息を吸うために、舌も下あごに下がり、『舌』も筋肉が使われていない状態(発達しにくい状態)になります。
この状態が長く続くと、本来正しく成長するはずの骨格や筋肉が成長しないため、永久歯の生えるスペースが足りず、歯並びが悪くなる可能性があります。さらに、口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん/お口ポカン)や口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)といって、障害がないにもかかわらず、上手く食事が噛めない・飲み込めない、発音がおかしい、いびきをかく、など口腔機能が発達してないことによる問題に発展するケースもあります。
このように、口呼吸から起きる悪い影響は身体の健康にまで害を及ぼしてしまうこともあるので、もし、口呼吸をしていることに気づいたら身体の健康のためにも口呼吸ではなく鼻呼吸をするように心がけてみてください。
本来、私達人間は日常生活の中で、どのように身体を使っているかによって、筋肉のつき方や形が変わってくるので、普段からも正しい身体の使い方をすることで、顔や顎の骨と筋肉が正しく発達します。
子どもの成長期には、5〜8才にかけての『プレ・ゴールデンエイジ』と9〜13才にかけての『ゴールデンエイジ』があり、それぞれの時期によって発達する器官が違い、特に『プレ・ゴールデンエイジ』では、神経系の発達が急激に進み、成長率は100%に達します。この時期を良い習慣で過ごすことにより、歯並びと口腔機能(食べる・話す・呼吸すること等)により良い効果をもたらすことができます。
しかし、現代の子ども達の生活環境は30年前と比べると大きく変化しています。
例えば、
これらの問題は、口腔機能の『食べる』と『話す(コミュニケーション)』に関連しており、このようなことから、現代の子ども達は『口腔機能が発達しにくい』『歯並びが整いにくい』環境に置かれているのです。
食べたり話すなどの口腔機能は、子どもの成長期に発達し、生涯生きていく上で歯並び以上に重要です。なぜなら、口腔機能は生きていく上で無くてはならない機能だからです。さらに、現代では医療の発達により寿命が伸びているにも関わらず、口腔機能の衰えが寿命よりも先に起きてしまうことが問題となっています。✳︎参考ページ【オーラルフレイル】
当院では、子ども達に『良い歯並び』だけではなく『生涯健康で過ごせる身体』に育つためのサポートを行なっています。0才から年齢に合わせてのコースをご用意しておりますので、気になる方はご相談ください。
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